帰国から一週間たったが、新型インフルエンザに罹ることもなく元気に写真の整理などをしている。
サンフランシスコには朝の9時半頃到着した。旅行社の現地日本人ガイドが待っていてくれてホテルのチェックインまでの時間潰し(?)に市内の観光案内をしてくれた。
ゴールデンゲートブリッジはなんと、1933年(昭和8年)から4年がかりで造られたそうだ。
昼食はフィッシャーマンズ・ワーフで茹でたての蟹を食べた。冷凍の蟹と違って香りがあって本当に美味しかった。
パックツアーではないので2日目は朝食のできるお店を探しに朝のサンフランシスコの街中を姉達と3人で歩いていたら、ケーブルカーが坂を下ってくるところに出くわした。
朝食を済ませた頃、長男が迎えに来てくれて彼等のプール付きのアパートに連れて行ってくれた。
バス・トイレ付きのゲストルームをそなえたアパートで使いやすそうな広いキッチン。備え付けの食器洗い機やロボット掃除機など、新婚時代にこんなに良い生活をしていたら日本に帰ってから苦労するのではないかと少し心配にもなった。
3日目、4日目はサンフランシスコから車で4時間、世界遺産にも登録されているヨセミテ国立公園に案内してくれた。
なかなか予約が取れないという「アワニー」という格式の高いホテルを日・月で予約してくれてゴージャスな気分を味わった。
このホテルの近くに教会でもあるのか6月の花嫁さんがホテルの庭を歩いていた。
ホテルで少し休んでからヨセミテの山頂までドライブして雄大な眺望を堪能。
グリーンの芝生の右脇の林の中に小さく見える建物がホテル「アワニー」。
体育館よりも広くて格調高いロビーの他に、こういった誰でもくつろげる広い部屋が4つもあった。
朝は広い庭の芝生にスプリンクラーで1時間ものあいだ水まき。
ヨセミテ公園内を散歩に出たら、親子2人乗りの自転車を先頭にサイクリングを楽しむ家族の姿が見られた。
帰りがけに寄った巨大な滝。左側の木の側の石の上で手を振っているのは長男とその妻。
雪解け水が落ちている巨大な滝も 秋には水がすっかり枯れて滝は見られないそうだ。
帰り道、パトロールの車が止まっていて、人々が車から降りて何かを見ているのでよく見たら熊!
道を挟んで反対側には子供を連れた母熊。望遠を最大限にして撮ってみた。
5日目の昼間は観光最後の日となるので、ゆっくり起きて私達だけでサンフランシスコの街中を歩いて近代美術館(MOMA)まで行った。一般の入場料は12ドルだったが62歳以上は9ドル。65歳ではなく62歳にはどういういわれがあるのか不思議に思った。
途中で派手派手しい いかにもアメリカらしい市内観光のバスに出会った。
美術館の見学を終えてまた街中を歩いて帰ったが、サンフランシスコの街は道路が碁盤の目のようにきっちり交差しているので非常に分かりやすかった。
そして、最後の夜はミュージカル「ウィキッド」に連れて行ってくれるというので 早めに夕飯を済ませてホテルで待っていた。
この日は仕事に出た長男が予定の時間に迎えに来られなくなったということで、彼の妻が電車で迎えに来てくれた。
ホテルから劇場まではタクシーで10分もかからずに着いた。
シビックセンターのすぐ近くにある劇場で、古くて重厚な内装に思わずシャッターを切ったが すぐに係の人がやって来て上演前であっても写真は撮るなと注意された。(‥らしい)
20時の開演には長男も間に合って歌と踊りの楽しい時間を過ごせた。
終わったのは22時50分。長男の車でホテルまで送って貰ってそこで別れ、翌朝チェックアウトして帰路についた。夢のような正味5日間、トータルで7日間の旅であった。